運命の日

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とある会社… 「もうすぐ…、今年も、終わりか…。こんな日に仕事なんて…、ついてないな…。」 「風霧!そう弱音を吐くな! 今日を乗り切れば、ゆっくり、休めるんだぞ?」 風霧「風馬先輩…。そうすっね!弱音吐いた俺が間違いでした。俺、頑張って仕事します!」 風馬「その意気だ!仕事再開の前に…ほれ!腹ごしらえだ!」 風霧「それって、風馬先輩の奢りですか?」 風馬「当たり前だろ?お前は、俺にとって可愛い後輩だからな!遠慮せず食べろよ!」 風霧「風馬先輩…。 ありがとうございます!」 風霧は、風馬に対し…深々と頭を下げ礼を言った。 その姿を見た風馬は… 風馬「改まって、どうした?いつものお前らしくないぞ?」 風霧「いや~風馬先輩には、いつも世話になりっぱなしですから、その礼も兼ねてるんですよ。」 風馬「はっはは!俺達は、昔からの馴染みだろ?そんなの気にするなよ!」 風霧「そうすっね!では、風馬先輩!ありがたく、ご馳になります!」 風馬「おお!食え食え!」 風霧 剣斗 21歳 風馬 疾風 23歳 同じ会社に勤務する学生時代から幼なじみの二人… この二人も… 戦国乱世の渦へと巻き込まれてしまう…。
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