俺と魔女の小学生と酢昆布

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「量があれば酢昆布でいいんかい……」 「質より量ってね!」 お前ってやつは。 魔女はまた歩きだした。 「じゃーね。来年はもっとマシな物用意しとけよ!」 「もうくんな!」 魔女は楽しそうに周りの幽霊や狼人間なんかと話ながら帰っていった。なんだか、物凄い横暴な小学生だった。魔女達が見えなくなった後、扉を閉める。 あー、DVD全然観れなかった。はあ。居間に戻りながら何と無く思った。 ……来年はチロルチョコでも用意しといてやるかー。
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