姿なき声

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徹が微笑んだのがわかった。 《遥の傍には俺がいてやる。母さんの話は遥が聞いてやるんだぞ》 私はその声にひきこまれるように、ゆっくりと眠りに落ちていった。 それはとても心地いい、久々の深い眠りだった……。
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