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「失礼する」
そう言って生徒会室に入ってきたのは、我らが生徒会会長、井上美夜(いのうえみよ)。
成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群、生徒からも教師からも人気のある完璧な人間である。
…あの趣味さえなければ。
美夜「遅れてすまない。少し問題があってな」
そう言って、会長は持ってきた段ボールを机に置いた。
何やら重そうな段ボールだった。
健「問題って何ですか?っていうか、その段ボールは何ですか!?」
美夜「う、うん…。えっと…その…あの……」
と顔を真っ赤にしてボソボソ喋る。
健「もう!どうしたんすか!何恥ずかしがっているんですか!?段ボール開けますよ!」
と言って段ボールを開けると……
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