鏡の外へ…

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「じゃあ、水野、タケちゃんの事は頼んだぞ!俺はマユの方を助ける」 「おう、まかせろ!」 そして、鏡の中から新たに手が出てきた。 「水野、よろしくー」 タケルのいささか緊張感を欠いた声が聞こえた。 「ったく、お前は…こういう時でも、本当にマイペースだな…」 水野はぶつぶつ言いつつ手を掴むと、それを引っ張り始めた。
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