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「アキラ君とタケル君が助けてくれたの」
鏡の中から、同じ声音が答える。
「……あんた達とリカ…どうして、いつも私の邪魔ばかりするの?…」
ユカの声は消え入りそうになった。
「だって、お前のやろうとしている事は、マユを殺して、自分と同じ幽霊にして友達になろうって事だろ?マユは勿論、タケちゃんだって、水野や土田だって…そんな目に合わせるわけには行かないんだよ!!」
アキラがユカの前に立ちはだかる。
「……」
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