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『ゴスッゴスゴスッ』
真夜中の静かな路地裏で響く鈍い音
若者「うっっ…つうっ…」
その男は若者に馬乗りになり無表情で顔に拳を何発も何発も叩き込む
『ゴキャ!!』
若者「ぐふっ…っ」
男の拳は真っ赤に染まる。
若者の顔は原形がわからないぐらい血まみれで腫れ上がる
動かなくなった若者に更に一発拳をいれた
『ゴッキャ』
仰向けで大の字になった若者は鼻が折れ、頬が折れ、額は切れ、血が溢れていた
男は血まみれの拳を無造作に自分のTシャツで拭き、立ち上がった
男「……」
男は若者を見下し どこか切ない顔で見ていた
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