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北館
「でー…っ💦なんだかスッゴくいやな予感するんですケド…」
アタシとマルピーは敵を全滅させると、そこには金色のローグが立っていた。
「まぁ…やっぱりそうか…」
ふーっと溜め息を付く金色のローグ。
「正直あんたみたいな呪言術師が一人で私に勝てるとは思わないケドな…」
ハイ、アタシもそう思います。相対しただけで分かるもん。この強さ。多分ボスクラスだよ、コイツ。
見逃して欲しいなぁと思ったり叶ったり。
「弱いものイジメは好きじゃないからサ…一撃で叩き割ってあげるよっ‼」
せめて、時間稼ぎでも…。
あたしはマルピーを召喚し、楔を打つ。
「速いんだよ‼コノヤロー‼」
鈍化の呪言をかけるが…速い💦
マックスで9割の速度を落としているのに普通の冒険者並に平気で動く。
「お嬢さん、やるねぇ。動きづらいったらないよ…さぁて、追いかけっこといこうか‼」
鈍化…本当に効いてるの…コイツ早いよ⁉
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