関谷

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      コンコンコン     コンコンコン       「関谷、俺だよ」       「はいっていいよ」     声が小さく聞こえた。       「おじゃまします」     俺は家に入って 周りを見回した。       ゴミが散乱してた。 でも奥のリビングの 全身鏡の前だけ綺麗だった。     鏡を見つめている 関谷に近付いて       「おみやげ」       そう言って ミルクティーとお菓子の入ったビニール袋を差し出した。      
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