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さあ、みんなでお茶をしましょう。
日常の楽しいお茶会開きましょう。
「もー!急にお茶会開かないでよ!」
軽く愚痴りつつも、私の足はお茶会へと向かっていた。
もちろんチェシャ猫と一緒に。
「みんながアリスに来てほしいって言ってたんだよ。アリスは来たくなかったのかい?」
あれから私はおじさんと暮らして、こうして歪みの国にも来れている。
「そうは言ってないよ。お茶するのは好きだし…」
しかし、問題はメンバーなのだ
お茶会だから、ネムリネズミと帽子屋はもちろんのこと
あのトカゲのビルと女王様も来ると言うのだ。
「私の首……大丈夫かな?」
「アリスが嫌がることはさせないよ」
チェシャ猫のにんまり顔が安心させてくれる。
「そうね」
あれからチェシャ猫は色々と言うようになった。
とくに女王様のことでは。
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