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「だからお前がなんで応戦しなかったのかを聞いてんだよjk」
由香「わ、私は…………殺してほしかったの!私のせいで死んでしまったあの子に償うために…」
「バカか。死んで償うんじゃなくて、その子の分も生きることで償えよks。」
彩子「……」
「そんじゃ、俺は行くからな。」
そう言うと彼は静かに歩き出した。
彩子「……生きることで……償う…。」
彩子は踏み出した。
彩子「待って下さい」
その時、彼女の目に映るのは、悲しみは絶望ではなかった。
未来への光だ――
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