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小多久「こっちだ。」
慣れた足どりで奥に進む。
由香も見えない障害物に何回か当たりながらも着いいく。
しばらく歩き、非常階段を上がる。
2階。
中に入ると、
人が沢山いた。
ここは明かりがちゃんとついている。
「お帰り、小多久」
近くに立っていた色黒の男が、小多久の肩に手をおきながら言う。
小多久「ただいま、海東。ヴィリーバーを連れてきた」
由香を見ながら、色黒の男――海東 勝に告げる。
海東「まだこの辺にヴィリーバーがいたのか。3階、4階はもういっぱいだ、5階に行ってくれ。」
由香「え、あ、あのー…ヴィリーバーって何ですか?それとあなた達は?ここは何?」
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