0人が本棚に入れています
本棚に追加
ソラ「はぁ…はぁ…」
あの頃に戻りたい。
極限の時にこそ、普段の生活が幸せだと分かるというけど、今まさにそうだ。
〔ビィ――――〕
クナイトガンから高い音が鳴り響く。
エネルギー切れの音。
そしてその音に反応して、陰から新たな宇宙人が四匹くらい近づいてくる。
ソラ「はは…もう終わりかよ…」
絶望感に膝をつく。
しかしやつらは構わず接近し、囲まれた。
ソラ「死ぬのは…怖い…………怖い……怖い…怖い怖い怖い怖いあああああ」
〔グァシャ!?〕
ソラ「ああああああああっ………ははははははははは!!!!!」
急に立ち上がるソラ。
ソラ「死んじゃえ」
たまたま1番近くで囲んでたやつの首をつかみ、強く絞める。
ソラ「ははははははははっ!、死んじゃいなよ!」
〔ギャ…ギャ……グァ!!〕
仲間を助けるべく、残りの三匹が長い爪でソラをひっかく。
傷から血がドクドク流れる。
だが、ソラはそんなことなど関係ないかのように絞め続けた。―――――――――
最初のコメントを投稿しよう!