銀河と塵

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以前、手中にある銀河と塵 というような詩を書いた 覚えがある というよりも思い出した が、正しい 大切な君が 君の言葉で しっかりと その証を刻んでいてくれた でもわたしは 結果 君を悩ませ傷付け その事を今、悔いている 罪の償いをしている つもりがどうやら わたしが君の手中に おさまってしまったようだ 君にアンサーを告げよう 君は、銀河でも塵でも ないのだ あの頃の 泪の陽炎は ずっと君を映していたに ちがいない もうわかったでしょう 君は銀河をも塵をも包む 宇宙なんだよ 心配しなくても わたしはもう 宇宙の手中にある
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