片翼の堕天使

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僕らは混じりあった 四六時中真っ暗な この部屋で お互いを確かめあう様に 夢うつつの中 僕とキミの吐息が 重なりあう キミが愛し過ぎて その雫は見てみぬ振り ただ優しく撫でる腕が 僕の心を掻き立てる 好きだよのたった一言が 云えない キミが愛し過ぎて 片翼の堕天使達は 混じりあって 一つになった ほら、一緒なら怖くない 翼を持った僕らは もう何処へでも いけるよ もう、何も怖くない
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