始まりの朝

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妹のちひろが起きて部屋から出てきた 「チッ…」 村さんは思った (何故?俺が何をしたというんだ…) そのままちひろは一階のリビングへと 降りていった 村さんはその場で心の中の モヤモヤを抑えて (私…そんなこと気にしないもん!) と念じてから一階へ降りていった 一階へ降りると 「そこの醤油とって」と ちひろに言われた 「お…おう!」 村さんはいつも 妹から距離を置かれているため こんな一言でも嬉しいのだ (あれ?でもなんでオムライスに醤油をかけるんだ?) 村さんは疑問に思ったので ちひろをチラ見した (え?な…納豆ごはん食べてる…) 「ち…ちひろ、な、なんで納豆ごはん食べてるんだい?お、オムライスがあったろ?」 「朝っぱらからお前の料理なんて食べたくない」
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