2 受け入れた夜

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「からかってごめんなさい。」 「…別にいいよ…もう。」 素直に謝るなんて珍しいから、つい許してしまうバカな私…。 「だけど、俺の言った事本当だったでしょ?」 水嶋君の言った事…? 「俺達体の相性すごくいいって…。やってる最中“もっと”って思ったでしょ?」 はっ? 何て恥ずかしい事言うのっ? 「あっ…、んンッ…。」 背中に水嶋君の舌の感触が広がる…。 それだけで…敏感になった体は、また熱を持ち始めてしまう。 頭では否定しても、体は水嶋君の言葉を肯定するように、また快感を欲しがり疼き出す…。 「あらためて、これからよろしくね…工藤さん。」 …返事の変わりに、水嶋君に熱くなった体を素直に預けた。 私は…この夜…、 水嶋君を…、この関係を、 …自分の意思で受け入れた。 .
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