Ⅱ shock

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  「あ、ひよ。」 不意に、亜美が肩をぶつけて来た。 あたしは、リンゴ飴を噛るつもりで大きく開けた口を止めた。 「なに?」 「リキ‥。」 言い掛けて、亜美は口を閉ざした。 「どこに?」 あたしは、前方に視線を遣って‥ ─ 茜先輩‥? 三年生の茜先輩と、仲良く並んで歩く理貴を見付けた。 めちゃめちゃショックだった。  
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