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Ⅱ shock
「緋夜ちゃん、一人でお留守番なんて、ホントにダイジョウブ?」
空港のロビーで、心配そうに訊くママ。
フラワーコーディネーターのママは、その技術とセンスから、今では第一線で活躍するほどになってる。
スクールで講師を続ける傍ら、個展を開いたり、企業からのオーダーを受けたり‥。
今回は、ニューヨークで行われるレセプションに参加する為、パパと二人でアメリカに行くんだ。
「ダイジョウブ♪1週間くらい平気やもん。」
あたしは、ママを心配させないように、ニッコリ笑った。
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