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地元のお祭りだから、同じ学校の友達の姿を、何人も見かけた。
もちろん、先輩や後輩達の姿も‥。
「ひよ、アミ、久しぶり～♪」
そんな風に、声を掛けられて話すことも何度かあった。
だけど‥
「来ないんかな‥？」
行き交う人達を見つめながら、落ち着かないキモチになる。
「あ、リキのこと考えてるやろ♪」
亜美に指摘され、あたしは唇を尖らせて頷いた。
「会えると思って、気合い入れて来たのになァ‥。」
なんて、ちょっぴり不貞腐れて‥。
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