僕のお姫様は悲劇のヒロインだ

4/11
前へ
/21ページ
次へ
ミサ 「お砂糖、多めでお願いするわね」 /肘をつき、リラックス ヒロ 「いいけど、五個以内な。まったく、ミサが甘党なのは先生の受け売りなのか?」 ミサ 「あら、そんなこと……あ、でもそれもあながち間違いではないかもしれないわね」 /思いだしたように ヒロ 「……いや、あながちじゃなくて絶対だろ」 ミサ 「そうかしら?」 ヒロ 「そうだよ。……熱っ!」 /ポットに触れた手をあわてて引っ込める ミサ 「ど、どうかしたの!?」 /慌てて立ち上がり ヒロ 「あちィ……。いや、お湯沸いてた」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加