僕のお姫様は悲劇のヒロインだ

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ミサ 「それにしても、本当に先生遅いわね」 /文庫本を開きながら、ちらちらと時計を気にして ヒロ 「もう来てたりして。で、職員会議に出てるとか」 /指を冷やしながら、面白そうに ミサ 「まさか!」 /馬鹿にしたように ヒロ 「だよな。うん、ミサの言う通りだ」 /笑いながら ミサ 「そうよ。先生がそんなに早起きして学校に来て、その上職員会議にまともに出席してるなんて絶対にありえないわ。そんなことがあったら私、校内を逆立ちして歩くわよ」 /真顔 ヒロ 「本気か?」 ミサ 「勿論」 ヒロ 「こんなにボロクソ言われる先生って一体……」 /呆れながら
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