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/独白(紘兎)
紘兎/以下ヒロ
「人間が感じることのできるものには、必ず痛みという項目が存在する。そしてその痛みは共有出来るもの、出来ないものに分けられるんだ。その少女は、哀しみという痛みを背負っていた。それは誰からも理解されなかった。そして『痛み』は容赦なく少女を壊していく。それは世間様から見れば、ただの不幸の一つでしかないから」
/自分には何もできないことを悲しげに、口惜しいとばかりに
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