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「僕は君のことが大っ嫌いなんだ!!君がこの学校に来たせいで、僕は可愛いって言われなくなった!!」
三笠先輩はそういった。僕は驚いたけど、すみませんと言った。
「そういうのがむかつくんだよね~。八方美人っていうか人に悪く思われたくないっていうのが見え見えなんだよ!」
僕は突き飛ばされた。固く冷たいコンクリートに全身を打ちつけられた。
「痛っ…。」
屋上の金網を掴んで、何とか立ち上がった。
「だからさ~消えてくれない?君がいなくなれば、僕はまた皆から可愛いって言われるでしょ?ここから飛び降りてよ。楽に死ねるよ?」
僕の体は「死ぬ」という単語を聞いて、震えだした。
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