プロローグ

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「…おにぃ…ちゃん…。」 「大丈夫、俺がついてるから。」 生まれつき体が弱い双子の弟にいつの間にか…恋をしていた…。 弟は幼いころから入退院を繰り返していて、まともに学校に行けていない。 そんな弟を見るたびに、胸が苦しくなる。悲しそうな顔をあまりしない弟だけど、影で泣いていることは知っている。 そんな弟のことを俺は愛している…。
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