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「お、おい!千璃ちゃん顔真っ青だぞ‥?具合悪いのか‥?」
『っ‥‥‥‥‥‥‥‥‥』
いろんな事が頭の中でぐるぐると回り混乱して‥言葉が出せない
頭を横に振るが、ぱっちーや平助の心配そうな顔は変わらない
「やっぱり明日は止めた方がいいんじゃねぇか?」
「まぁ土方さんが言うならなぁ‥」
『や、やだ!行きたい!』
「でもよぉ千璃、行きたいっつってもその体調じゃ‥」
『みんなともっと思い出作りたいんだもんっ‥‥』
いつ帰ってこれるかわからないこの状況少しでも思い出を作りたい‥みんなとたくさん‥
「まぁ‥なら良いけどよ‥」
『良かった‥良いよね土方さん』
「千璃が大丈夫なら、な」
その後、私達は左之さんの部屋に行って明日の事について話し合った
『絶対行きたいのは、清水寺と鹿苑寺と慈照寺!』
「じゃあそれは必ず行って‥あとは俺等の好きな所に連れてってやるよ」
「あそこならぜってー千璃喜ぶよな!」
『うわぁ明日楽しみだなーっ』
そんなこんなで私は眠りについた‥
―千璃‥
(ん‥お姉ちゃん‥?)
―土方さん達が高杉さんと千璃の関係に気づき始めたみたいよ
(やっぱり‥‥‥)
―なるべく会わないようにしなさい‥どうしても会いたいなら私に言ってね
(わかった‥‥)
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