その13

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『うっひょ~!!すげぇ!!』 只今、清水寺に来てます!!未来と違って景色が違うし、なんかすげぇ!! 「こらこらあんまはしゃいでると転ぶぞ」 『大丈夫だってーまったく左之さんはお母さ――』 コケッ‥‥‥そうそんな効果音がつくんじゃないかってくらい漫画みたいなこけかたをした 『った‥‥‥‥』 「ぶっ‥‥あはははは!!千璃ったら!!言ってるそばから!!あはっあははは!!やべぇ!!笑いが!!とまんね!!」 「本当だぞ千璃~お前バカだろ」 平助は腹抱えて笑ってるし、左之さんなんて哀れみの目で見てくる 『っるさーい!!!』 『む~‥‥‥‥』 「ごめんってーほら団子買ってやるからよ!!清水寺の団子は絶品なんだぜ!!」 『本当に‥!?――しょうがないなぁ、ったく』 「団子で機嫌なお――」 『べ、別に団子買ってくれるから許したわけじゃないからね!?まぁそろそろ許してあげてもいいかなーって思っただけだから!!』 「プッ‥‥クク‥ッ」 『平助うるさい!!』 「え!!俺なの!?笑ってんの左之さんじゃんか!!」 『平助の息する音がうるさいのー!!』 「それって俺に息するなって事!?死ねってこと!?え、ちょ千璃ー!!」 あー笑える、クククッ‥なんか笑える‥‥楽しいなっ それから三人で鹿苑寺、慈照寺に行き気づいたら夕日が眩しい時間になっていた 「よォし!!じゃ次は俺等オススメの所行くぜっ」 「ぜーったい千璃も楽しめる!!あ、土方さんには内緒だぜ??」
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