その13

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そういって二人が案内して着いた場所は‥‥‥‥ 『居酒屋‥?』 「ん?なんだそりゃ」 あ、居酒屋ってこの時代では無い言葉なのか 『いや、なんでもない‥デス』 「ここは俺等が良く来る飲み屋なんだ!!飯もうめぇし、静かだし中々良いところだぜ!!」 『飲み屋って事は‥‥!?』 「酒が飲めるんだぜ!!!」 『や‥‥‥‥』 「や?」 『やったぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!』 久しぶりのお酒だ!!!あの事件以来お酒全然飲ませてくんなかったからな~ 「どうだ?気に入ったか?」 『もっちろん!!ありがとう平助!!左之さん!!』 中に入ると優しそうなおっちゃんがいた 「いらっしゃい!!今日は永倉の旦那はいないのかい?」 「ああ!!新八だけは今日非番じゃねぇからな 変わりに酒好きのガキをつれてき‥グボァ!!」 『誰がガキだゴルァ、息の根止めっぞ』 思わず飛び蹴りしてしまった、おっちゃんは日常茶飯事な事のようにケラケラ笑ってる おっちゃんすげぇな‥‥そう思った 『黒崎千璃、新選組零番組の組長でーす!!』 「お、威勢の良い姉ちゃんだな!!俺ァここの店主、山本五衛門っちゅーんだ!! まぁみんなおっちゃんやらじじィやらいろんな呼び方するけどな!!」 『よろしく!!!‥‥‥?あれ‥今姉ちゃんって言った?』 「だってお前さん女だろうが」 『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥!?』 言葉がでてこない、まじ混乱!!え、わかるの!? 「見る奴によってはわかるかもなー」 『お‥おっちゃん、この事は‥』 「なんかしんねーが訳アリみてぇだな、大丈夫言わねぇよ」 さ、さすがだおっちゃん!!男前!!
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