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そういって二人が案内して着いた場所は‥‥‥‥
『居酒屋‥?』
「ん?なんだそりゃ」
あ、居酒屋ってこの時代では無い言葉なのか
『いや、なんでもない‥デス』
「ここは俺等が良く来る飲み屋なんだ!!飯もうめぇし、静かだし中々良いところだぜ!!」
『飲み屋って事は‥‥!?』
「酒が飲めるんだぜ!!!」
『や‥‥‥‥』
「や?」
『やったぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!』
久しぶりのお酒だ!!!あの事件以来お酒全然飲ませてくんなかったからな~
「どうだ?気に入ったか?」
『もっちろん!!ありがとう平助!!左之さん!!』
中に入ると優しそうなおっちゃんがいた
「いらっしゃい!!今日は永倉の旦那はいないのかい?」
「ああ!!新八だけは今日非番じゃねぇからな
変わりに酒好きのガキをつれてき‥グボァ!!」
『誰がガキだゴルァ、息の根止めっぞ』
思わず飛び蹴りしてしまった、おっちゃんは日常茶飯事な事のようにケラケラ笑ってる
おっちゃんすげぇな‥‥そう思った
『黒崎千璃、新選組零番組の組長でーす!!』
「お、威勢の良い姉ちゃんだな!!俺ァここの店主、山本五衛門っちゅーんだ!!
まぁみんなおっちゃんやらじじィやらいろんな呼び方するけどな!!」
『よろしく!!!‥‥‥?あれ‥今姉ちゃんって言った?』
「だってお前さん女だろうが」
『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥!?』
言葉がでてこない、まじ混乱!!え、わかるの!?
「見る奴によってはわかるかもなー」
『お‥おっちゃん、この事は‥』
「なんかしんねーが訳アリみてぇだな、大丈夫言わねぇよ」
さ、さすがだおっちゃん!!男前!!
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