桜の下で

その１３

「お‥はよう‥‥ゴザイマス」

『今ので起きなかったらもっとやろうとしたんだよ☆』

ったく起きちゃうなんてさ‥もっと殺りたかったのにー‥‥ねぇ？

「平助‥‥あいつの笑顔がなんか怖いんだが‥」ﾎﾞｿｯ

「俺も‥そう思う‥‥今のあいつに逆らっちゃだめだよな」ﾎﾞｿｯ

『あれぇ‥？二人とも何コソコソしてんのかな‥‥‥帰るよっ』

「「はははははぃぃぃぃ!!」」

――今日の朝

【今日は左之さん達と京都巡りかー!!

楽しみだなーっ】

【あ‥‥なんか記念にほしーなー】

【そうだ!!えーと確か‥‥ここらへんに‥っと、あったー!!】

バックを漁って手に取り出したのは‥‥

【むっふふー携帯セットやっぱあったかぁ】

私がいつも持ち歩いてた、携帯とバッテリー数個と携帯充電器

なんでこんなに持ち歩いてるか？秘密だよーｗｗ

今までは電波通じないからいらないじゃん!!って思ってたけど――

【記念に写真とかみんなで撮りたいもんねっ】

ってことで今、持ってきてます!!もちろん三人で撮るため!!

『左之さん!!平助!!こっちこっち』

「あ？なんだよ～」

『あのね!!今から写真‥えーとほとがら!!を未来の道具で撮るからココ見て!!』

「えー!!ほとがら撮れんのすっげー!!左之さんあのポーズやろうぜ!!」

「あれ？ああ土方さんと桜の花付けてやったやつか!!いいな

じゃあ真ん中は千璃‥だな」

『よーし、じゃあいい？目つぶんないでよね？

はいちーずっ』

カシャッ―――