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「うお!?―――い、今ので撮れたのか?」
『もっちろん!!ほら』
「‥‥‥‥(゚Д゚)」
『ふふっ‥‥‥これで大切な宝物が増えた!!ありがとう二人ともっ』
嬉しさのあまり私は思わず二人に飛び付いてしまい‥‥
「うお!―――って~いきなり来んなよ危ねぇな!!」
『あたたた‥‥ごめんごめん』
転んでしまう、当たり前だよねーあははww
『あれ左之さんは?』
「俺の下」
『‥‥てへぺろ☆』
「うっわぶっ飛ばしてー!!今すぐこいつぶっ飛ばして楽になりたい!!いや楽にさせたい!!」
『ひど!!そこまで言わなくていいじゃんかー』
「お前が元凶だろうがコノヤロー」
『だからごめんってー』
「ったくしょうがね‥‥って何で千璃泣いてんだよ!?え、あわ‥っとごめんって!!」
『あ、れ?なんだろ‥涙が‥‥っ‥』
「ごごごごごごめん!!冗談だよ冗談!!」
違う‥‥平助のせいとかじゃなくて‥
『なんか‥あと1ヶ月で‥‥っ‥この楽しい時間‥も‥‥終わっちゃうのかなって‥思った‥ら‥‥ふえっ‥』
「千璃‥‥‥‥」
ギュッ――
平助の腕は私を包み込んでいた、優しく‥とても優しく
『へ‥すけ‥‥?』
「泣くなよ千璃‥‥離れても‥俺達は仲間だろ?いくら何年も会えなくても俺達は‥俺は絶対お前の事を忘れない、絶対にだぞ?
だから‥‥泣くなって‥な?お前に泣かれると俺すっげー辛いんだからよ‥」
『う‥ん‥』
「よし‥いい子だ‥‥‥‥」
そう言って平助は私の頭を撫でてくる、いつも左之さんやぱっちと一緒に居るからあんま気づかないけど
平助ってやっぱ年上で、男の子じゃなくて男の人‥‥なんだなぁ
「あ、なんかついてるぞ‥ちょっと目つぶれ」
『こ‥こう?』
ギュッと目をつむる
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