その2

3/6
前へ
/165ページ
次へ
佐「あー…ちょっと待っとけ俺が片付けてくる」 といい佐之さんは浪士をとめに行った あーあ…なんか本当にショックだなー 総ちゃんに言われたから…? それとも仲間だと思ってたから…? 遠くでは佐之さんと浪士の口論が聞こえる 大丈夫かな… 璃『ちょっと行ってくるね、千鶴ちゃんは待ってて?』 鶴「わかった、気を付けてね」 あたしは佐之さんの所に行った 璃『はいはい、武士がそんな事で喧嘩なんてみっともないよー』 浪士1「なんだとてめぇ!武士のなりそこないの新選組のくせに調子のりやがって!」 璃『な!そんな言い方ないでしょ、少なくともあなた達みたいな乱暴ものよりは新選組の皆の方がよっぽど武士よ!…』 みんなは…でもあたしは武士なんかじゃない、だって仲間じゃない…から 総ちゃんに言われたあの言葉が頭の中で繰り返されて 佐「お、おい!千璃あぶねぇ!」 璃『え……』 浪士が切りかかっているのも気づけなかった…
/165ページ

最初のコメントを投稿しよう!

451人が本棚に入れています
本棚に追加