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「ずっと…好きだった。付き合ってほしい」
「ごめん。今は野球があるし,男には興味ないや。」
俺は今 思いを寄せていた山本へ
気持ちを告げた。
結果は 薄々ではあるが気付いていた。
それでもやはり 面と向かって云われるのは
正直つらい。
山本と顔をあわせるのが気まずくて 耐えられない。
…まだ 好きだから
「わりぃ…いきなり変な事云って…」
その気持ちを胸に押し戻し 足早に教室から出た。
着いた先は 立ち入り禁止の屋上のドアの前。
迷うことなく 俺は入っていった。
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