それぞれの妄想

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むかしむかし、あるところにゆっきーずきんちゃんというおばあちゃん思いの子がいました。 「もうこんな時間!はやく夏コミに行って薄い本を買うためにおばあちゃんにお小遣いもらわなくちゃ!」 ゆっきーずきんちゃんは男の子と男の子の絡みをみるのが大好きです。 あわよくば小遣いを貰おうと策略していました。 お母さんにたのまれたお使いで、道中妄想しながら森の向こうにあるおばあちゃんの家へ向かっている途中のことでした。 「ゆっきーおっはよー!」 猟師のかざまき君です。 「かざまき!猟師の出番はもうちょっと後だった気が…」 「倖くん!おはよっ!」 キコリのたつき君が現れました。 「童話違うキャラ出てきたー!!いやそういうジャンル越えめっちゃ好きだけどね。好きだけどね。ジャンル越えだと受同士が仲良くて、攻同士が一致団結してあんなことやこんなことやドンナコトォーッ!!!!!!」 「ゆっきー鼻血…」 ゆっきーずきんちゃんもキャラ的にこれ大丈夫か?そんな主役で大丈夫か?と思わずにはいられない、かざまき君とたつき君でした。 ゆっきーずきんちゃんは笑顔で答えます。 「大丈夫だ☆問題ないっ!」
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