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ゆっきーずきんちゃんは、どさくさに紛れてたつきやだいちおばあちゃんも乱入してきたので再び腐力が上がります。
「そこでだいちおばあちゃんが猟師のかざまきを押し倒すんだっ!
おばあちゃん×猟師!誰も思いつかんPCだと思わないか!?」
「おばあちゃんどんだけ下克上!?つか、瀬良せんぱいずりぃよ!狼と赤ず●んって王道だろー!」
「かざまき君、題名言っちゃダメ。この前、年齢規制メールが管理者から来たばっかりでしょ!?今度は著作権侵害で強制非公開させられるよっ!」
生臭い話になってきたので、ゆっきーずきんちゃんは腰に巻きついて眠ってしまった狼しいばにならって自分も寝ることにしました。
ピピッ。
「……ん、」
携帯のメール音で、俺は目を覚ました。
主人公視点こと田中倖こと俺こと腐男子(しつこい?)夢から復活。
なんだか童話の夢を見ていた気がする。
椎葉がすっごい可愛かった気がする!
その椎葉が俺の横ですやすや寝ているもんだから、びっくりしすぎてベッドから飛び出すかと思った。
え、え、何この状況。
部屋を見回すと、どうやらここは保健室のようだった。
俺が、椎葉の枕になった最初の場所。
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