それぞれの妄想

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改めて、超絶美形の椎葉を眺める。 はぁぁ、かっこいい… かっこいい… 形のよい口と鼻。長い睫毛。 ………なんか今自分を客観的に見て変態すぎて落ち込んだ。 まぁいいか!今に始まったことじゃないし! 「椎葉…」 最強の不良が…隣で、寝てるんだよな。 相変わらず実感が湧かない。 それでも、大神から助け出してくれた時に確かに優しさを感じて。 嬉しかったよ、椎葉。 本当にありがとう。 ……………。 …………………。 ちょ、ちょっとだけ髪触ってみようかな。 変態心に火がついた俺は、椎葉のブリーチしまくった金髪の髪に触れる。 ブリーチすると痛みまくるはずだが、椎葉の髪はサラサラとしていた。 起きる様子のない椎葉に、調子に乗って顔をペタペタ触るという大胆行動に出る。 顔を両手で包み込んだ時、己の体制にはっとなる。 こここれは椎葉受!?俺、攻!? うっほ鼻血!
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