8217人が本棚に入れています
本棚に追加
/261ページ
改めて、超絶美形の椎葉を眺める。
はぁぁ、かっこいい…
かっこいい…
形のよい口と鼻。長い睫毛。
………なんか今自分を客観的に見て変態すぎて落ち込んだ。
まぁいいか!今に始まったことじゃないし!
「椎葉…」
最強の不良が…隣で、寝てるんだよな。
相変わらず実感が湧かない。
それでも、大神から助け出してくれた時に確かに優しさを感じて。
嬉しかったよ、椎葉。
本当にありがとう。
……………。
…………………。
ちょ、ちょっとだけ髪触ってみようかな。
変態心に火がついた俺は、椎葉のブリーチしまくった金髪の髪に触れる。
ブリーチすると痛みまくるはずだが、椎葉の髪はサラサラとしていた。
起きる様子のない椎葉に、調子に乗って顔をペタペタ触るという大胆行動に出る。
顔を両手で包み込んだ時、己の体制にはっとなる。
こここれは椎葉受!?俺、攻!?
うっほ鼻血!
最初のコメントを投稿しよう!