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あれ、ここはどこだ?
たしか俺は………
思い出せない
ヤバイぞ、どうしよ
自分の名前は…
高月 葵
よし、自分の名前はわかるな。
俺が独りで考えているとき後ろから声をかけられた。
「何、独りでやってんの?」
「うわぁ! びっくりしたあのいきなりですがここはどこですか?」
俺が目の前にいる女性に質問すると女性は少し悲しい顔になりながら答えた。
「貴方は、死んだのよ」
…
……
………は?
いきなり何?
俺が死んだだと。
「質問無しで聞いてね、貴方は学校帰りに通り魔にあったのよ。
でも、人には決められた運命があるから貴方はそこで死なないはずなんだけど、通り魔に刺されそうになった女の子を助けて代わり刺されて死んだみたいね。
でも、そのせいで運命が変わったから私がここに来たのよ」
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