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「ええ、尾行というのは…」
久志が尾行について語りそうだったので
「尾行について語ろうとするな!もしくは常習犯か!?」
「俺を犯人扱いするなよ…」
これ以上話していると見失ってしまうかもしれないので俺達は後をつけることにした。
俺にある疑問が思い付く。
「ってかさ…」
「声を出すな!」
これにちょっとイラってきたので
「殴って良いか?」
半分本気で言ったため久志も察した。
「すまんすまん続きをどうぞ。」
「俺達、さっき下駄箱のとこで会ったんだからバレるも何も普通に歩いてよくね?」
「それに気付いたか。でもそれじゃ緊張感が出ないだろ。」
俺はそれ以降少し黙った。
………
少しすると
「 「バイバイー」 」
如月と絵理奈以外は俺の通学路とは違う道で帰って行った。
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