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如月達は何処に行くのだろう?
もしかしたら気付かれてしまっているかもしれないという恐怖を抱きながら尾行を続ける。
「もしかしたら如月の家はこっちなのかもな。」
久志は明るく話し掛けてくるがそれは違うと分かっている。
なぜなら、如月は朝、俺と同じ方面の方から通学していたから。
「そうかもな…」
適当に返事を返した。
「もっと元気出せよ海斗~」
「あぁ…」
こうやって尾行しているが俺はもう気付いていた。
如月は間違いなく家の向かいに引っ越して来た会社の娘だ。
根拠はある…
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