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「お前ため息ばっかだな。もしかして恋の悩みか?詳しく聞かせてくれよ。」
当たってはないけど確かに今、女の子の事考えてた。少し図星なとこがムカつく。
「そんなんじゃねえよ。それより今日転入生くるんだろ。」
「そうなんだよ。噂だと女の子で清潔感があって髪はロング。って言ってた。」
「お前調べただろ。」
調べる以外でこんなに細かい情報は手に入らないだろう。
すると目の前に久志がいなくなっていた。
「あいつ図星だな…」
キーンコーンカーンコーン
俺は席に戻った。俺の席は窓側の一番後ろ。普通なら廊下側だが左右入れ替えたらしい。
「そういえば久志が言ってた特徴俺が朝見た子の特徴に一致する。まさかなぁ…」
と妄想してると周りで
「あれっ小嶋がいないぜ。」
小嶋は俺の席の隣。見るとやはりいない。
すると担任が入ってきた。
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