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うちのクラスの担任は男で手塚慎司…先生。
別に女の先生が良いというわけではない。
｢今日は二つ大事な報告がある。一つは悲しいお知らせ。もうひとつは転入生の事だ。｣
｢悲しいお知らせってなんだよ!?｣
って思っていると
｢突然なんだが…小嶋がやめることになった。｣
｢えー！｣
いろんなとこで驚きの声が挙がっている。
｢詳しい理由は分からない。｣
ここで俺はひねくれている考えが思いついた。
｢隣の席が空いたということは転入生はここにくるな…｣
｢まぁ悲しいことだが事情があるんだろ。こんなこと言ってからだが転入生の紹介をするぞ。｣
絶対に言う順番が逆だろって突っ込みたくなる。
｢入ってきていいぞ。｣
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
俺はゆっくり目線を上に上げた。
間違いない！朝見た子だ。
｢では軽い自己紹介をしてくれ。｣
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