第1話 夢への第一歩

5/32
前へ
/229ページ
次へ
「はぁ…お前なぁ、今まで修行で使ってたのは刃引きしたモノだろ?ほんもんの剣なんざ握ってみろ。神経すり減っちまうぞ」 カイト「…でも、俺だって剣聖を目指したいんだ!!」 剣聖という言葉を耳にした途端に祖父の顔は険しくなった。 「あんなもん目指すもんじゃねぇ…話は終わりだ。」 カイト「なんなんだよ…研ぎ終った包丁届けてくる」 そう言って彼は部屋から出てしまった。 「剣聖なんざ目指したってよ…何にもなんねーじゃねぇか…」 彼はそう言って テーブルの写真を眺めた
/229ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加