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‡多目的室‡
ざわざわ…
「皆さん静かにして下さいぃ~」
さっきのザマス先生と、違う女の先生だった。
ってか、
「…先生ー!小学生が紛れてまーす」
そう、先生というよりはあまりにも小さ…いや可愛らしく、周りの生徒達は気にせずまた喋り始める。
「だぁれが、小学生ですかー💢💢これでも貴方達より二倍の年を生きていますぅ💢先生に失礼ですよっ!」
そういって小学生…じゃなかった先生がその小さな口から大声を出した。
ランセはやっぱりねという顔で、俺と俺様野郎(サクヤ)は見事驚いた。
ザマス先生は、
「そうザマス。失礼ですわよ?いくら先生が小さくても」
「キィーッ、小さいゆうなぁ」
そういって、ザマス先生にポカポカと両手を振り上げて反抗する。が、ザマス先生が片手で小さな先生の頭を押さえているので、先生の振り上げている手は見事空振りだ。
因みに生徒の心の声は、
〔萌え~~~~〕
それぐらい、可愛かったのだ。あの先生は初日にて生徒の心をわしずかみにした。
小さな先生は気を取り直して、
「今からいきなりなんですがぁ、クラス決めをしたいと思いまぁーす」
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