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多目的室はまた大騒ぎをした。
「静かにザマスっ!」
シーン。
「では、グループに別けて指定の先生の所で検査して下さい。内容は、魔力の質と魔力量の検査です。今から前の黒板にそのグループと指定の先生と場所を貼りだしますので、それを見て移動して下さい」
小さな先生…名前は“マールィ・ノリッジィ”というらしい。指定した生徒にもう可愛がられている。
「ミルィー先生!」
可愛らしい名前の先生だなってザマス先生かよ。名前と違う性格と姿に育ったな。←何気に失礼。
おぉっと、他人ばっかりで自分の見てない。えーっと…。くっ、前が見えない。前の男子の頭で見えん。
くそぉー、負けるかぁ
「…何してんの。リオン」
「そんなにぴょんぴょん飛んで、新手のなんたらか?」
なんたらってなんだよ…
俺は怒りに震えて、
「………ンダヨ.」
「「はっ?」」
息を会わすなっ!
「見えねぇんだよっ!悪うござんしたねっ!」
2人はリオンの身長を見て
「「……ぁあっそういう事!」」
全く。身長が高いからって威張るなよ。
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