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“お前はいつか周りを照らす光となろう
そして儂を越えるような魔術師になる
光輝の魔術師にな”
俺はいつも通り、大好きなじぃちゃんの膝の上に座り、じぃちゃんの伸ばしている全て真っ白の髭を手でいじって遊んでいた。
じぃちゃんはいつもそんなことを言っていた。
いつもいつも、繰り返し繰り返し。
だけど俺はじぃちゃんが言っている事が分からなかった。
だって自分が皆を照らす人物になれるなんて信じられなかったからだ。
そうじいちゃんに言ってみると、
“そんなことないぞ
お前は…”
そのあとの言葉は憶えていない…
いやあのとき教えてくれなかったんだ。
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