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私、刈田 梓(カリタアズサ)が目をあけるとそこは雪g…ではなくて私の部屋でした。
当たり前だけど。
でも目の前のヒトは当たり前じゃなかった。
梓「あんた・・・誰!?」
目の前にいたのは世にも美しいクレオパトラもびっくりの妖艶さを惜しみもなくあふれだす・・・・ウサギの耳をつけた知らないおにぃさんでした★
?「なに?アリス」
いやいやいやいや。人違いだし。
梓「いや、私梓なんですけど。人違いです。」
?「アリスでしょ?」
梓「いや、梓です。」
?「アリスは恥ずかしがりやなんだね」
梓「だから、あずs「アリスだよね?」はい。そうでございます。」
負けてはいけない所だったが、あまりにもおにぃさんが近すぎて、ありえないほど顔が近すぎて、まけてしまった。
(ある意味顔面凶器だわ。)
?「ねぇアリス。また世界が壊れちゃったんだ。助けてくれる?」
だからだれと人違い・・・?
梓「あなた、名前は何?」
?「僕?アラン・メルファニック。役割は白うさぎだけど。」
外人さーん★
まさかの役割があったw
白うさぎにアリスって…不思議の国のアリス?
梓「人違いだよ。アリスじゃないしあなた知らないし。」
アラン「え?だってアリスだって肯定したでしょ?」
梓「お前が言わせたんだろうがっ!!」
アラン「そうだっけ?」
つ…つかれる。
アラン「本当に世界が壊れかけてて、このままだとアリスも死んじゃうんだよ!?早く時間を取り戻しに行かなくちゃ。」
そういってアランは梓の腕を引っ張って窓から出ようとする。
・・・・
・・・・
いやいやまてっ!
ここマンションの10階ですがっ!?
アラン「せーのっ★」
ぴょん
うさぎよろしく格子を踏み台に梓の手を掴んだまま外へ文字どうり跳びだした。
あずさ「ぎゃあああああ!何がせーのっ★だっ!死ぬううううう!!」
♪落ちる堕ちる
奈落のそこへ
そこは楽園、
仮初の楽園
落ちる堕ちる
死が待つ場所へ♪
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