一話 恋がしたーい!

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「小夜ー今何してる?」 携帯の先から聞こえる甘い声。小夜の大親友なつみである。 小中高と一緒であったが 仲良くなったのは、高校を卒業してから。 偶然ライブ会場で会い食事を一緒にした。 それ以降ウマが合いずっと一緒に過ごしてきた。 元々なつみは、小夜の事を好きでは、なかった。 お高く止まり鼻持ちならないと罵ってさえいた。 だが小夜の性格を知り 今までの事を謝罪し友達になった。 今では、小夜にとって居なくてはならないかけがえなない存在になっている。 「なっち~どうしたの?」 その容姿とかけ離れたとろい声を小夜は、出し なつみの次の言葉を待つ。
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