子猫

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  部屋に放つとしばらく匂いを嗅いでいました。 今のうちにエサとミルクを用意しようと女の子は冷蔵庫に向かいました。 「どうしたの?何か良いことがあった?」 女の子の顔を見て母が口を開きました。 「何もないよ!喉が渇いたから飲み物探してるの!」 女の子はせっせとカップにミルクを入れました。 並々注いだあとには冷蔵庫の中にあったハムを手に取り急いで部屋へ戻っていきました。 その後ろ姿を母は見逃していませんでした。
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