序章

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J医大病院は 銀色の牛乳瓶の様な建物で 入るとすぐ受付の小さな窓があり 待合と思われる椅子が2脚あった 窓に平行して非常に長い廊下があり しんと静まり返っていた… 窓が高い位置にあるので苦労して つま先立ち用件を伝えていると はるか彼方のドアが ひとつ開き おもむろに 頭を出した人物があった 「Qさんのご友人の方ですな… どうぞ こちらへ」
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