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その仔犬が来た方から男の人が歩いて来た。
「あ!ホラッッ!ご主人様が来たよ。」
チカがその仔犬を離した。。。
けど、その仔犬は男の人のそばまで行ってチカの所に戻って来た。
男の人も仔犬に目をやったがそのまま素通りして薄暗闇の中へ消えて行った…
あれ?違った?
「 お前のご主人様は何処?
お前は何処から来たの?」
仔犬には首輪は着いてはいない。
???捨て犬…?
「 お前のご主人様を一緒に探しにいこうかぁ~。」
チカは仔犬を下ろして歩いた。
けど…
仔犬は飼い主の元へはなかなか行かずにチカと一緒に歩いてるだけ…
チカの周りをチョロチョロしてるだけだった。
…(x_x;)
「 もう私も駅で待っていないと、お父さん来るし…
この間仔猫3匹拾ってお父さんにもう拾ったらダメ言われたし…」
・・・・・
(;¬_¬)…
「一緒にチカの家に行く…?」
向こうからライトの明かりがついた車が1台チカの方へやって来た。
あッッ!!お父さん!!
チカは怒られるのを覚悟で仔犬を抱きしめ車に乗った。
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