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チカが仔犬を抱きしめて車に乗って来たのを見たお父さん…
「 チカぁ~、またそんなの拾って来て…
ちゃんと面倒も見ないのに…」
チカは動物を可愛がるけど、飽きっぽい。
この間拾ってきた仔猫も…
でも、チカの言い分は…
この間拾ってきた3匹の仔猫は
2匹ともニャーニャーと声と共に消え、みんなきっとカラスか鳶に連れてかれたんじゃないか?
と…
残りの1匹はチカよりチカの祖母になついてしまった。
けど、チカはちゃんと仔猫にご飯をあげ、トイレの片付けもしていた。
だ・か・ら。。。
「 でもね、でもね、お父さん、この犬…
迷い犬っぽいの…
きっと誰が飼ってたと思うんだ…
だから!!飼い主が見つかるまで…
ね、いいでしょ?」
((-"-;)ξ…お父さんはしぶしぶ許してくれた。
良かったね♪ワンチャン(o^v^o)♪
チカの家は駅から車で5分位走った所にある。
周りは田んぼと畑ばかり…
隣の家までの距離はだいたい300~500mそんな田舎に住んでいた。
チカは家に帰ると段ボールにベッドを作って仔犬を玄関に置き、画用紙とマジックとクレヨンを出して、さっそく『 迷い仔犬 』のポスターを描いて次の日に仔犬を拾った駅に手作りポスターを貼りに自転車で出かけた。。。
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